9月の子育てセミナーは、『おり助産院』の助産師 仁木奈緒子先生をお招きし、
おなかの中から整えるこころとからだ
「〜感覚統合を促してベビーが持つ本来の能力を引き出そう!〜」というテーマでお話していただきました。
赤ちゃんへの関わりや、成長していく時に大人が身に着けておきたい関わり方や大切な知識についても教えていただきました。
現代社会では、子育てに関する情報がインターネットで手軽に検索できます。
「いったいどの情報が正しいの?」
「赤ちゃんにとって本当に大切な事って何だろう?」とお子さまを育てている時にふと考えることはたくさんありますよね。
仁木先生からは具体的に以下の内容でお話していただきました。すべてはお伝えできませんが、ご家庭でもすぐに実践できることをご報告させていただきます。
☆赤ちゃんの気になる姿には、理由(原因)があること
→表情が乏しいな…喃語がでない。寝返りができない。なんだか抱っこしづらい…等
理由(原因)を知り、関わっていきましょう。幼児期、学童期でも気になる姿に繋がっていきます。心配なことがあれば、いつでもお尋ねください!一緒に考えましょう!
☆うつ伏せ寝の危険性
→SIDS(乳児突然死症候群)予防で仰向けが推奨されています。決してうつ伏せがダメなわけではありませんよ。うつ伏せのまま、顔をマットや布団につけて寝てしまうと息ができなくなり危ないので、なるべく仰向けで寝かせましょう。
☆赤ちゃんは泣くことが仕事
→不快なことを訴えているサインです。養育者を求めて泣いているばかりではなく、欲求を伝えてくれています。慌てなくて大丈夫!泣く原因を探ってみましょう!
☆姿勢
→出産で骨盤の状態が変わり、姿勢を正して育児をすることができなくなり肩や腰に負担がかかります。そんな時は、バスタオルをくるくると丸めて股関節の下に挟み坐骨を真っ直ぐに立てて座ることをやってみてください。
☆抱っこ
→抱っこ紐などを使わない、素手の抱っこ、まんまる抱っこ(向かい合わせではなく、赤ちゃんの背中とお母さんのお腹をぴったりくっつけて、手と腕ですっぽり赤ちゃんを包み込んで抱っこをします。)前に倒れないように気をつけてくださいね。赤ちゃんが安心できる抱っこのひとつだそうです。
お母さんにもマッサージタイム!!簡単な肩のマッサージを教えていただきました。
2人組になって、首・肩を5秒間上から強く押してもらいます。(ぜひ旦那さんに押してもらってください!)
お母さんは、押してもらっている間、押し返します。ゆっくり手を離すと、「ふわ~!」と力が抜けて、体が楽になります♪