2024年8月27日火曜日

8月子育てセミナー「ホームケア」のご報告

 今月の子育てセミナーは、『ホームケア』…家庭で行う観察を含めた対処方法を

県立こども病院 現役看護師:岡田麻衣さんに教えていただきました。


☆対応策をご紹介します☆

①発熱
・発熱はどのくらい続いている?最高体温は?元気はある?水分は摂れる?尿はでている?
   息はしんどそうではない?
 →水分が取れていて、尿がている・元気に過ごしていれば、夜間は家でゆっくり過ごし翌
  日受診で大丈夫!そうでない場合や3カ月未満であれば早めの受診が必要です。

②痙攣
 大人は特に慌てます。起こった時のことを想定しておくだけでも安心につながります。
・安全な場所に寝かせる
・嘔吐や唾液の流出があれば、体を横に向け 気道をふさがないようにする
・時間をはかる(余裕があれば携帯電話で動画撮影することで、時間経過や医師の診察の際
 様子が伝えやすい。)

③頭部打撲
・子どもは体幹に比べて頭が大きく重いので、よく頭をぶつけます。
 打ってから48時間様子をよく見ましょう。

④家庭内事故予防
・ボタン電池、アロマオイル、磁石式おもちゃ、たばこ、薬、ピーナッツは危険です。
直径3㎝前後は何でも飲み込めます。1歳半ごろまでは特に注意しましょう。
‘‘昨日できなかったことが今日できる”このことが事故に繋がる要因であることも少なくありません。この機会にお子さんの成長と家の中の予防策があっているか見直してみましょう。




子どもの成長と共に病気やケガに心配はつきものですね。
普段から、家の近くの病院を探しておいたり…1人でも対応できる手段を考えておくことも安心に繋がりますね。