４月２７日（水）は濱本香織先生による、絵本で子育てセミナーを実施しました。
今回のテーマは『読み聞かせはなぜいいの？～絵本のちから～』
絵本ってどうして子育てにいいのかな！？という保護者の方の疑問にも、先生がいろんな絵本を読みながらお話してくださいました。
まずはじめに・・・
『てぶくろ』という絵本のご紹介。
この絵本はウクライナ民話の絵本です。
＊寒い雪の降る日、森の中で動物が手袋を見つけました。その手袋の中に寒さをしのぐためいろんな動物が順番に仲良く手袋に入っていきます。手袋の中は動物がいっぱい…今にも破れそうです…（続きはぜひ手に取って読んでみてください！）
争いが起こっている国でたくさんのこどもたちが苦しんでいることに心が痛みます。早くお父さんお母さんの膝の上でゆっくり安心して絵本を読めるようにと願いたいですね。と祈りとともに読んでくださいました。
春の絵本もたくさん紹介してくださいました。
『いないいないばあ』文：松谷みよ子 絵：瀬川康男
＊「いないいない…」といろんな動物がいなくなり、「ばあ！」と出てくる繰り返して読むことが楽しい内容です。いなくなった大好きな○○とまた会える喜びが子どもたちも大好きな絵本です。
絵本は読んでもらうもの。
こどもたちは大好きな人の大好きな声で語りかけられると幸福感を感じます。
また、スキンシップをもてたり安心感をあたえられます。
何よりも、絵本のことばが読み手のことばとなり、こころはことばでできている豊かなことばが豊かなこころを育みます。
子育ての中で、これだけは大事にしてほしい３つを教えていただきました。
①命をまもること
②こどもの発達段階を大切にすること
③こどもからの愛に気付くこと
＊ひぐちみちこ著書『子どもの翼を信じて』
オーガンジー（布）を使って遊びました。
♪にぎりぱっちり（わらべうた）
「にぎり ぱっちり たてよこ ひよこ ピヨピヨピヨ～」
両手で布を優しく握り、ピヨピヨピヨ～で両手をゆっくり広げると布が出てくるあそびです。
他にも絵本の言葉に合わせて揺らしたり、いないいないばぁで顔を隠し遊んだりできます。
＊家庭では大人のハンカチやバンダナを使って遊べますよ。
絵本読みは、おとうさん・おかあさんのための一冊で、"～しながら”ができません。
こどものにとっても独り占めできる至福の時間☆
絵本を通して子どもと♡こころとこころ♡をつなぐ時間を大切に過ごしてみてはいかがでしょうか。
次回の絵本で子育てセミナーは７月に実施です。（6月下旬にご案内します。）
『読み聞かせはなぜいいの？～ことばのちから～』
こころを育む「ことば」の大切さについてお話してくださいます。
夏の絵本も紹介してくださいます！！
お楽しみに☺